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蚊帳の吊り方

長押(なげし)、鴨居(かもい)があるお部屋では、蚊帳を吊るす四隅にS字フックや額受けの金具、丈夫な棒状のものをさして、そこに蚊帳の吊り手を引っかけます。

額受けフック

そしてひょうたん型から出ている引っかけ金具に蚊帳のカンを引っかけます。

蚊帳の吊り手

ちょうどよい蚊帳の高さや位置が決まったら、蚊帳の吊り手のひょうたん型の下で、あとで解くことができるように結び目を作っておくと、吊り手の長さを固定することができます。

洋室や長押(なげし)のない和室の場合、蚊帳を吊るしたい壁面に、フックを取り付けて蚊帳を掛けて下さい。蚊帳の吊り手が壁面より短い場合、蚊帳の吊り手を2つ使うか、他の紐をお使い下さい。

蚊帳の吊り手の数だけ蚊帳を吊るすフックをホームセンターなどでご用意下さい。斜め下に差し込む押しピン式のフックなら、外した後の傷も目立たずおすすめです。ちなみにカンを3つ重ねられる大きめのものが良いでしょう。

フックは、3畳用は4コ、4.5畳~8畳までは6コ、10畳は8コ必要となります。

まず、床から2m~1.9mくらいの高さに四方にフックを取りつけます。蚊が入ってこないように、蚊帳は15cm~20cm程度床にたるませて吊ります。

きちんと吊るには、四方の壁から同じ距離を保ち、蚊帳のつり手の長さを同じにすると均等につることができます。(蚊帳の吊り手の長さが違うと、吊手の長いほうに蚊帳がやや下がり気味になります。)

四方のフックに蚊帳の吊り手を掛けて位置が決まったら、真ん中のフックの位置を決めるとよいでしょう。

蚊帳

くつろぎの空間づくりに蚊帳のある暮らしはいかがでしょうか?

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