2010.4.3.
桜の美しい季節になりました。そこで今日は、いま満開の桜の名所を訪れてみました。
樹齢300年ともいわれる大宇陀の「又兵衛桜」は、地元では有名です。戦国武将として活躍した後藤又兵衛がこの地へ落ちのび、僧侶となって一生を終えたという伝説が残っており、このしだれ桜が残る地も後藤家の屋敷跡にあることから地元では「又兵衛桜」と呼ばれ親しまれています。
本郷の滝桜「又兵衛桜」
近鉄榛原駅よりバスで約20分大宇陀バス停下車。
室口大野駅では電車を降りると、ホームに沿って植えられた満開の桜が出迎えてくれました。10分ほど歩くと緩やかに流れる宇陀川のほとりに位置する「大野寺」に着きました。樹齢300年ともいわれるしだれ桜が見事でした。宇陀川を挟んで大野寺の対岸には、高さ33mほどもある弥勒仏が彫られ、日本最大級の磨崖仏だそうで、周囲の景観と共に壮観です。
室生 大野寺 近鉄室生口大野駅下車。
緑豊かな初瀬山の中腹に位置する長谷寺は、「花の御寺」という名の通り、春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は寒牡丹と、四季折々の花が彩りを添え、いつ訪れても時間がたつのも忘れて広い境内を散策してしまいます。
長谷寺 近鉄長谷寺駅より徒歩15分
2018-03-15 16:24